ツロブテロール【外用薬】(ホクナリンテープ)の添付文書の効能・効果は
「気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫」に伴う「気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解」です。
気管支拡張作用により諸症状を改善しますが、気道狭窄が見られない病名に対する有用性は低いと考えられます。
以上のことから、以下⑴から⑻の傷病名に対するツロブテロール【外用薬】(ホクナリンテープ等)の算定は、原則として認められません。
⑴ かぜ症候群・感冒
⑵ インフルエンザ
⑶ 上気道炎(急性・慢性)
⑷ 咽頭炎(急性・慢性)
⑸ 慢性咽喉頭炎
⑹ 間質性肺炎
⑺ 慢性呼吸不全
⑻ 溶連菌感染症
ホクナリンテープやツロブテロールテープで覚えておくと良いこと
・咳止めでなく、気管支拡張薬 です
・咳止めの成分ではない
・風邪の咳には無効
・適応例は気管支喘息のあるお子さん
・不整脈や手足の震え、といった副作用がある